警視庁は28日、フィギュアスケートのトリノ五輪金メダリストの荒川静香さん(31)を起用した二輪車の交通安全啓発ポスターを発表した。ポスターはライダーにプロテクター着用を呼び掛けるもので、発表会に出席した荒川さんは安全運転と常時着用を訴えた。
荒川さんは2011年11月に大型二輪免許を取得。趣味で二輪車を運転する愛好家で、一般ライダーからも人気がありモデルに選ばれた。荒川さんは「一人でも多くのライダーにプロテクターを身に着ける意識が広まってほしい」と話した。
ポスターは約1万8000枚用意され、28日から東京都内の警察署やガソリンスタンド、二輪車販売店などに張り出される。
井上剛志交通部長は同日、ポスター作成に協力した荒川さんに感謝状を手渡した。