国土交通省では、6月を『不正改造車を排除する運動』の強化月間として、関係省庁、自動車関係団体等と連携し、街頭検査を集中的に実施するなど、また騒音の原因となっている違法マフラー等悪質な不正改造車の排除に向けた取組みを強化します。
騒音等の環境悪化・道路交通の秩序を乱す要因となる違法マフラーの使用や、保安基準に不適合状態となる部品の取付けや取外し等の不正改造を行う自動車ユーザー・事業者がいます。このような不正改造の排除に向け、強化月間中は次の取組みを強化します。
1.全国で169回の街頭検査を計画
警察庁、独立行政法人自動車技術総合機構、軽自動車検査協会等との連携により実施し、違法マフラー等悪質な不正改造車に整備命令を発令。
2.自動車ユーザー等への啓発活動
・マスメディア、ポスター及びチラシ等により広報を実施。
・全国のバス事業者の協力によるバス車両への広報横断幕の掲示。
・自動車整備士養成施設等への出前講座の実施。
・不正改造についての認知度等に関するアンケート調査の実施。
3.不正改造車の排除ため情報収集等
・引き続き各運輸支局等に「不正改造車・黒煙110番」を設置。
・寄せられた情報をもとに、不正改造車ユーザーに対して警告ハガキを送付し、不正改造の改修及びその結果の報告を求める。
JMCAは今後とも国土交通省・関係機関と協力し、不正改造車の排除を積極的に推進してまいります。